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日本人の健康状態

健康寿命と平均寿命

平成 27 年度の日本人の平均寿命は、男性が 81 歳、女性が 87 歳であり、過去 60 年間、ほぼ毎年伸び続けています。
長生きしている人が増えているから、きっと健康な人も増えているだろうと考えてしまいそうですが、実はそうではありません。

「健康寿命」という言葉を知っていますか。これは、認知症や寝たきりにならない状態で生活できる期間を指しています。
つまり、健康寿命と平均寿命の差は、介護を必要とする期間になります。

日本人男性の健康寿命は約 71 歳、女性の健康寿命は約 74 歳で、男性も女性も約 10 年間、介護を必要とする生活を人生の終わりに送っていることになります。
平均寿命と健康寿命の差が少なくなり、人生の最期まで楽しく健康に送れるよう考えていくことが大切です。

要介護者の最大要因、脳血管疾患(脳卒中)

介護が必要となる原因として、過去10 年以上に渡り、脳梗塞や脳出血に代表される「脳血管疾患」が第 1 位となっています。
さらに、脳血管疾患はがん、心疾患に加え、日本人の 3 大死因の 1 つとなっており、生活習慣に関わりの深い病気です。
介護を必要とせず、健康な生活を送るためにも、私たち一人ひとりが日常生活習慣を見つめ直し、脳血管疾患のような生活習慣病から身を守る必要があるのです。

厚生労働省「平成24年グラフで見る世帯の状況」より作成
※要介護者とは、食事、入浴、トイレなどの日常生活の基本的なことを一人で行うことが困難で、他人の介護を必要とする人のこと。

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ご留意事項
このコーナーは基本的に日本アムウェイ合同会社より出版されている「栄養学の豆知識」の内容を掲載しており、場面に合わせて他の参考文献の内容も併せて記載しています。
また、記事の後に必要に応じてその内容に関連するニュートリライトのサプリメントを紹介しています。
これはあくまでも知識を実際の行動につなげるひとつの手段として、記事のテーマや掲載されている栄養素と関わりのあるサプリメントを紹介しているものであり、サプリメントの効果や効能を示すものではありません。
サプリメントは健康食品であり薬ではありません。「これを飲めば○○になる!」「このサプリメントには○○という効果、効能がある!」といった具体的なことは一切言えないのであらかじめご留意ください。
もちろん健康に欠かせない栄養を補う手段としておすすめであることは間違いないので、興味のある方はぜひお試しください。

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