ニュートリライトの科学者と科学諮問委員会
すべてのニュートリライト製品は、200人以上の科学者と専門家が、世界8つの研究所で大規模なテストと分析を繰り返した成果です。その研究実績は学会発表や学術論文として公表され、190以上の取得済の特許と出願中の特許がニュートリライトを支えています。また、ニュートリライトの研究を効果的に支えるために、世界中から著名な専門家10名を集めて、ニュートリライト科学諮問委員会が2004年に発足しました。この委員会はニュートリライトの研究に対して、客観的な評価と助言を与えてくれます。つまり第3者の厳しい評価に基づいた、製品開発がされているのです。日本からはファイトケミカルスの専門家として、京都府立医科大学特任教授西野輔翼先生に参加していただいています。
ニュートリライトを支えるバイオアッセイ
ニュートリライトの研究を支える重要な機能の一つにバイオアッセイラボがあります。このラボでは、バイオアッセイ(生物培養試験)を行い、生体に対する植物の有用性を研究しています。さらに、数多くの物質の中から有用な植物成分を迅速に見つけるために、医薬品の研究開発にも使われているハイスループット※と呼ばれる試験を効率的に行うことができます。現在、免疫機能の維持・増進、細胞の健全な増殖とフリーラジカルからの保護など、12の分野でさまざまな試験が行われています。
※ハイスループットとは、膨大な数の化合物から性質を見極め、有用成分を自動的に短時間で見つける技術です。
Part6で説明したように、ファイトケミカルスは高い活性酸素吸収力を持っています。その力は、自ら移動のできない植物が、過酷な自然から自身を守るために生み出されたものと考えられています。植物は、紫外線を吸収できる色素を合成して厳しい日差しから身を守ったり、油性の物質を合成して水分の蒸発を防ぎ乾燥から身を守ったりしています。また好ましくない味覚の成分を合成し、他の動物から嫌われることで自身や種子を守っています。例えばブドウの皮や種子に多く含まれるポリフェノールは、独特の渋みによって他の動物から実や種子を守っています。その好ましくない渋みによって、人間もブドウの皮や種子をそのまま食べることはできません。
このように、紫外線や外気に触れる「皮」や、子孫を残すために必要な「種子」などに多くのファイトケミカルスが含まれるのです。人間はほとんどの場合、野菜や果物の皮や種子は食べずに捨ててしまいます。植物を皮も種子も含めて丸ごと濃縮するなど製法にこだわったニュートリライトのサプリメントなら、ファイトケミカルスまでも余すことなく摂ることができるのです。
皮や種子に多く含まれる、ファイトケミカルス
植物のチカラを丸ごと活かす濃縮(コンセントレイト)製法
ファイトケミカルスの有用性にこだわり、植物の皮や種子(普段は食べない部位)に多く含まれているファイトケミカルスも余すところなく活かすため、ニュートリライトでは濃縮(コンセントレイト)製法を採用しています。濃縮製法では、原料植物の栄養価が失われるのを最小限に抑えるため、さまざまな工夫がなされています。
原料植物の脱水における工夫
例えばビタミンやファイトケミカルスは熱に弱い性質があります。そのため原料植物を乾燥させる工程で、乾燥機の気圧を下げ、沸点を下げることで、低い温度で植物を乾燥させるなどの工夫をしています。