最近よく耳にする短鎖脂肪酸って一体なんだろう?そして、体内でのマイクロバイオームの働きは?
- 4 日前
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最近よく耳にする短鎖脂肪酸って一体なんだろう?
そして、体内でのマイクロバイオームの働きは?
こんにちは。
本記事では、「短鎖脂肪酸」をテーマに、
短鎖脂肪酸、および体内での腸内細菌(マイクロバイオーム)の働きについて、
アムウェイ公式資料「最近よく聞く短鎖脂肪酸って何?」から、
内容を抜粋してご紹介します。
なお、このコンテンツは体内での腸内細菌の働きについて紹介しているものです。
特定の製品に関連づけるものではありませんのでご留意ください。
本記事は、
・短鎖脂肪酸について詳しく知りたい。 ・体内での腸内細菌(マイクロバイオーム)の働きについて知りたい。 |
という方におすすめです♪
この記事が、より健やかな毎日を送る一助になれば幸いです。

目次
代謝産物「短鎖脂肪酸」とは
「短鎖脂肪酸」とは、腸内細菌がつくる代謝産物の一つで、酪酸、プロピオン酸、酢酸などの総称であり、私たちの健康に欠かせない有用物質です。
ヒトの大腸において、消化されにくい食物繊維やオリゴ糖を腸内細菌が発酵することにより生成されます。
これらの短鎖脂肪酸が身体の中でどのようにできてどのように働くのかを詳しく見ていきましょう。


腸内細菌が作る代表的な有用代謝物

短鎖脂肪酸はどのように作られるの?
短鎖脂肪酸はどのように作られるのでしょうか。
まず、腸内細菌のエサとなる食品が必要です。
食物繊維やオリゴ糖などの食品を、腸内に存在する腸内細菌がエサとして食べます。
ただし、腸内細菌Aは食物繊維Aを食べて、食物繊維Bは食べないというように、腸内細菌は種類によって利用できるエサがそれぞれ違うのです。
好きなエサが違うということは、好みのエサがなければ働けない腸内細菌がいるということになります。
いろんな種類の食品を食べる必要があるというのは、こういう理由からなのです。

そして、エサを食べることができた腸内細菌は代謝物を出します。
腸内細菌Aは代謝物質Aを出して、代謝物質Bは出せない、というように、作り出せるものも腸内細菌によって決まっています。
極端な例ですが、もし腸内にいる細菌がAだけだったら、Aという代謝物質しかつくれないということになります。
約1,000種類の腸内細菌がいることを考えると、腸内細菌の多様性がいかに大事かということもおわかりいただけるのではないでしょうか。

そうして腸内細菌によって作り出された、多種類のヒトに有用な代謝物の一つが短鎖脂肪酸です。
短鎖脂肪酸の中で代表的なものとして知られているのが、酪酸、酢酸、プロピオン酸です。

腸内細菌は短鎖脂肪酸以外にも様々な有用な代謝物を作ります。
たんぱく質からはセロトニンや、BCAA。
ファイトケミカルスからはエクオールなどが有名です。



短鎖脂肪酸はどこでどのように働くの?
有用な短鎖脂肪酸は、どこでどのように働くのでしょうか。
1つ目は胃や腸などの消化管です。
短鎖脂肪酸の主な働きを、5つご紹介します。
① 腸の中を弱酸性に保って、善玉菌が棲みやすい環境にする。
② 腸粘膜や腸壁のバリア機能を高めて、腸漏れを防ぐ。
③ 腸粘膜のエネルギー源になる。
④ 腸での栄養素の吸収をサポートする。
⑤ 腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進する。
これらの働きの結果、善玉菌たちが元気になり、腸内マイクロバイオームのバランスが整います。
その結果、短鎖脂肪酸がまた増えることになり、好循環が生まれていきます。
短鎖脂肪酸が腸内でしっかり働くことで、食べたものがきちんと消化吸収されて毎日スッキリとし、お腹の調子も整っていきます。


短鎖脂肪酸が働く場所の2つ目は全身です。
腸と全身は、血管でつながっているので、短鎖脂肪酸は血流にのって全身へと送られます。
その結果、美肌やメンタルヘルス、免疫や代謝、ウェイトマネジメントにもつながっていくのです。


悪玉菌が増えすぎないように注意しよう
血流にのって全身へと送られる短鎖脂肪酸は、例えるなら宝船のようなもの。
しかし、全身をめぐるのは、短鎖脂肪酸だけではありません。
悪玉菌の大好物である脂質の多いお肉などを過剰摂取すると、脂質や動物性たんぱく質が腸内細菌のエサになってしまいます。
そして、悪玉菌が作り出した代謝物も、インドール化合物などの悪玉物質となります。
その結果、様々な害を引き起こす原因となる場合があります。
偏った食事や脂質の多い動物性たんぱく質は、極端に増えないように気を付けたいですね。


腸内マイクロバイオームのバランスを整えて、短鎖脂肪酸を多くつくりだすことで、腸内細菌バランスが良くなり、善玉菌が優位となります。
その結果、短鎖脂肪酸をたくさんのせた宝船が全身へと送り届けられ、全身の健康へとつながっていくのです。
短鎖脂肪酸を増やして、腸と全身を健康に導き、保っていきましょう。


短鎖脂肪酸を増やすには?
では、どのように腸内マイクロバイオームを整え、短鎖脂肪酸を増やしたらいいでしょうか。
まずは、最初にご説明した通り、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などが必要です。
それも、細菌の得意分野が違うので、多種類が必要となります。
そして、その善玉菌も腸内細菌に存在するものだけではなく、食品からも摂る必要があります。
発酵食品などから摂取できる善玉菌もバランスよく、多種類を摂っていくことが大事です。
多種類の食品を毎日バランスよく摂って、短鎖脂肪酸を増やしましょう。


では、これらの食べたものはどのように腸に届くのでしょうか。
栄養素が腸に届くまでの流れ
食べ物に含まれる栄養素を、体に吸収されやすい形に変える働きを「消化」といいます。
消化は、食べ物に含まれる栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質など)を吸収されやすい形や大きさに分解する工程です。
栄養素が腸に届くまでの流れをおさらいしましょう。
たんぱく質や炭水化物などの食べ物は、まずは胃で初期の消化を行います。
小腸で食べ物を吸収しやすいように、加工・分解するのです。
次に、小腸で、食べ物を消化、小さくして、内壁から主な栄養を吸収します。
そして、大腸で小腸で吸収しなかった栄養分を最終段階として吸収します。
その吸収された栄養素は、血液に乗って、全身の臓器へと運搬されていきわたります。

基本的な栄養素の消化吸収の仕組みは上記の通りですが、食物繊維やファイトケミカルスなど一部の栄養素は、直接吸収するのではなく、腸内細菌にヒトにとって有用なものへと転換してもらってから吸収します。
昔は直接吸収できないものは、ただ便として排泄すると思われていましたが、そうではないということがここ数十年の間にわかってきました。
食物繊維が大事な栄養素と認識されるようになったのは、腸内細菌の研究が進んだおかげなのです。
それが、短鎖脂肪酸などの有用物質です。
ビタミンのいくつかも腸内細菌が作ります。
ちなみに、腸内細菌の9割は大腸に存在し、短鎖脂肪酸は主に大腸で作られます。


では、小腸ではどのような腸内細菌が働くのでしょうか。
実は、小腸の長さは約6mといわれ、非常に長い消化管です。
長い道のりで胃で細かくした栄養素を小腸の腸壁から吸収していきますが、直接吸収されない一部の栄養素は、乳酸菌が利用して有用物質を作ります。
小腸は酸素があるので、酸素があっても生きられる乳酸菌の一部(通性嫌気性菌)だけが小腸に棲むことができるのです。

大腸ではどうでしょう。
大腸はおおよそ1.5mほどの長さがあります。
ここで栄養素が吸収される最終段階となります。
しかし、吸収されなかったものが全部そのまま便になるのではありません。
食物繊維やファイトケミカルスのような栄養素は、腸内細菌によって転換され代謝物が作られます。
大腸はほとんど酸素がないので、ビフィズス菌などの酸素が苦手な腸内細菌たち(嫌気性菌)にとって棲みやすい環境です。
そのため、腸内細菌の9割の細菌たちが大腸に住み、代謝物をつくりだします。
この代謝物のうち、ヒトにとって有用な代謝物の一つが短鎖脂肪酸です。
腸内細菌はエサとなる食物繊維などがもらえて、ヒトは腸内細菌が生み出す有用代謝物を作ってもらえるという、Win-Winの関係なのです。


短鎖脂肪酸は腸内環境のバロメーター
ヒトに有用な短鎖脂肪酸が多くつくられる状態は、腸内環境が良い、つまり、腸内マイクロバイオームの多様性とバランスが良いということです。
短鎖脂肪酸は腸内環境のバロメーターなのです。
短鎖脂肪酸などをたくさん出すためには、腸内マイクロバイオームの多様性とバランスをサポートする食事を心がけることが大事です。
先程ご紹介した通り、腸内細菌がつくる代謝物は、細菌によって違うので、多品種の、エサとなる食物繊維のような食品や、善玉菌を含む食品を食事に摂り入れる必要があります。
同時に、良いものを摂るだけではなく、悪玉菌のエサとなるような食事を控えることも大切です。

短鎖脂肪酸の恩恵は計り知れません。
短鎖脂肪酸は腸などの消化管だけではなく、全身の健康に欠かせない物質なのです。

腸内マイクロバイオームの多様性とバランスをサポートする食品を多く摂取し、短鎖脂肪酸をたくさん作り出せるように、毎日の食生活を見直してみましょう。

食事だけではなく、生活習慣・運動といった習慣の見直しも大事です。
そして、食事だけでは足りない栄養素はサプリメントも上手に利用しながら補いましょう!


腸活やマイクロバイオームについてもっと詳しく
今回の記事は以上となります。
腸活やマイクロバイオームについて、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ、こちらの記事も読んでいただければと思います♪
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